楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

紀州からお届けされたらじらー。

とうとう、今年の「ライブ後らじらー」に来ていなかった3名が登場!満を持して、薮くん、大ちゃん、山田くん。

今年のメンバー出演を振り返りますと、「横断バッグ」など静岡県民ならではの発言で充実のコーナーにした知念くん(この静岡のご当地情報コーナーがとても良かったから、この後各地で継続しているのでは)、ウェイ!と登場して盛り上げるとりんとりん。男子高校生たちがワイワイしているような楽しさでしたね(8/29)。

三重では、たかけとという珍しい組み合わせで来ました。圭人くんは口説きリベンジしに来たかな。とにかく圭人くんに喋らせようとする良きお兄ちゃんな伊野尾さん。鈴鹿サーキットの話で意気投合するモータースポーツマニアなたかひか。圭人担さんたちが、口説きの時に対象を名前呼びする圭人くんにやられて、バタバタと倒れていく様子も楽しく見守っていたものです。これは静岡ですが「サクラはもうバイバイ」は、伊野尾担でもドキっとしました(9/9) 

そして、和歌山。あれ、メンバー登場回って3回だけ? 印象が強かったせいなのか、もっといっぱい来てくれていた気がしていました。

さあ、今回の和歌山も楽しいぞ。まず、薮くんが登場の時に、「薮宏太『でぃーす!』」って、いつになくチャラい感じで挨拶したのが好きで。真面目なJUMPメンバーがたまにふざけて見せてくれるチャラい素ぶりが大変好物なんです。そして、今回のらじらーのテンポの良さ。先週が割りとリスナーもドキドキハラハラな「JUMP学習塾」だったので余計に、でしょうか。お勉強ものと聞いて尻込みする光くんと、いくらお勉強が好きと言っても、急に〇〇の効率的な覚え方を教えて、と生放送で聞かれて即座に気の利いた覚え方を答えられたら、カリスマ塾講師にすぐさまなれますよね、伊野尾さん。ほんとお疲れさま。 前に、英単語の勉強の仕方を実体験を元に紹介した伊野尾さんが素晴らしかったので、あんな無茶振り企画になったのかなぁ。

それに比べて、今回の和歌山回では、伊野尾さんの他に、突っ込める人が3人も来ています。「光くんの辞書」薮くん。「突っ込みをやりたい」大ちゃん。「先輩にも容赦ない」山田くん。3人とも頭の回転が早く経験値の高いメンバーです。伊野尾さんは、仕事人伊野尾を発揮してバリバリ番組進行していく一方、安心して楽しんでいる様子が伝わってきます。

光くんは光くんで、このメンバーなら完全にひかにゃんで行こうと決めたようで、「おバカ可愛い☆ひかる」にチャンネルを合わせた様子。お便り読む時の噛み方がいつも増してヒドイ 笑。あんなに、たどたどしいか?いつも 笑。つまり、この回の光くんはもしかしたら「あざと可愛い」と言っていいかもしれない。「ねんこう…がいもなく(年甲斐もなく)」おいおい、甲斐がかいって読めてるんでしょ、読めないなんてウソと言ってくれー、と思うものの、薮くんが読んであげる様子がステキなので、許す。「伊野尾の気持ちがわかる!」な薮くん。ですよね 笑。「50代の誕生日…あ、50歳の…」などと覚束なく読み進めて、あ、また読めない漢字が??と思ったら、大ちゃんが「薮さんお願いします!」とステキパス。「読めるか?」って読んであげる薮くんー! 光くんさー、「薮は俺の辞書」自慢でしょ、絶対そうでしょ 笑。

やっとお便りを読み終わった光くんに薮「すごいね、この30秒くらいで光の全てがわかる」有「全てが詰まってる」山「生放送っていいね 笑」と口々に言うメンバー。光の美味しいとこ、もっと聞いて、とばかりに、先週、松島聡くんのことを松島勝利くん(名前混ざってる…)と光くんが言い間違えた話を披露する伊野尾さん。山「Sexyが合体し過ぎてる!」薮「Sexyがとどまることを知らない」って、二人がまた上手いこと言うてます 笑。

さて、鯨の写真を見て「クジラ、デケくね?人に対して」と素直な感想を述べるひかにゃん。「人間に比べて鯨が大きいって」と突っ込む山田くんに(薮くんが「当たり前だ 笑」と補足)、「あ、今日そういうところも触れていきます?」な伊野尾さん。そうだよね。昔は、結構読めない漢字を読んであげたり、訂正入れたりもしてたけど、最近は致命的なこと以外は突っ込まなくなってきたもんね。光くんが詰まると、「どれー?んー?菖蒲。」って読んであげる伊野尾さんが好きだったんだけどな。まあ、確かに切りがなくて、流れを止めてしまうかもしれないことを考えると、そこは伊野尾さんも悩みどころなのかもしれない。例えば、22時台で、風磨くんが聡ちゃんの読み間違いを小舅の如く一つ一つビシビシ直していた回があったんですけど、それはもう話が全然前に進まなかったもんです 笑。その時の聡ちゃんも、漢字読めないっていう設定のコントかな?と思うくらい間違いまくってたんですけどね。(銀髪をギンガミと読むなど。それじゃ銀紙になっちゃうね)

でも、訂正する時に「光、〇〇だよ」「どれ、貸して」って優しく言ってくれたら、リスナー大喜びなんで、伊野尾さん、ぜひご検討ください。

そして、光くんのひかにゃん化が著しいもので目立たないのですが、伊野尾さんもちょいちょい何か間違ったりもするんです。この回で言うと、BGMに和歌山県にちなんだ歌が使われるんですけど「わっかやま!わっかやま!」と流れた時「これは、和歌山出身の坂本冬美さんの」と資料を読み始めてしまうのですが、え?違うよ、それは前の歌だよ?とこのオタクが狼狽えている間に、すっと薮くんがフォローしてくれて一安心します。あーもう、薮くんと3人でらじらーやっちゃダメですか。もっとも、そうなったらなったで、薮くんが「口説きます」に慣れて、モノ口説き上手になったりしちゃうかもしれないですが…。

さて、口説きと言えば、ご存知の通り、今回は大ちゃんと山田くんの一騎打ちだったのですが、確かに二人ともマイクに声を載せるのが上手。それまで、周りでガヤガヤ喋っていた時と全然違うの。大ちゃんは元々いのあり劇場みたいなことが好きだから、こういう突拍子もない設定にさっと入るの得意だし、山田くんも初めてのことに対する対応力が抜群に上がっている気がします。「ナミヤ〜」で西田敏行さんと各所番宣に回った際には、かなり普段と違う場所にも行ったはず。だって珍しさのあまり、「パネルクイズアタック25」なんて録画しちゃったんですけど、スタジオはご高齢の方ばかりでしたからね。もしかしたら、西田さんは知っていても山田くんて誰?な層だったかもしれない。そんな中でも、完璧に美しくカッコよく笑顔で、VTRとは言えどこに出しても恥ずかしくない賢い受け応えをしていた山田くんを自慢に思えたものです。自分の「ウルジャン」で「1週間頑張れる Hey!Say!Words」言うときは、あーハイハイてな時もあるくらいですけど、らじらーの口説きはちゃんと本気出してきました。しかしカッコつけ過ぎるのは空気に合わないと判断したか、ちょっとユルっと可愛らしい口説き。加減が上手い。

だが、その山田くんより票を集めた大ちゃん。すごいね。構成も、キメの台詞「責任、取ってよね」も天才だし、間合いも声も更に抜群でした。前回勝利したシャワーよりも更に完成度が高くて、そりゃ伊野尾さんも絶賛してしまうというものです。ただ、この口説きの後の感想も恐らく票の動きに影響がないとは言えなくて、静岡で上手く方言を取り込んで口説いた光くんをみんなで大絶賛する雰囲気になりかけた時、すかさず止めに入った(笑)知念くんには脱帽でした。そういうところにさっと気がついてしまうのが、知念くんの賢いところ。そうなんだよなー。リスナーだって結構雰囲気に流されるところあります。今回、伊野尾さんはそんなことは考えず、素直に褒めたと思いますが、光くんと二人の時は、たまにその効果を知って使っている気がします(「八乙女さん、良かったんじゃないでしょうか」とか、「あーダメだぁーこれ!」など)。このオタク、伊野尾さんを策士扱いし過ぎでしょうか。


さて、今回の企画「JUMP No.9」は、図らずも、JUMPってだから優しくて平和なんだよなーということが明らかになってしまう企画でした。例えば、「結婚したいメンバーNo.9」を選ぶと、一番結婚したくない、を選ぶことになり、早速みんな困り始めます。「入れ替わりたいメンバーNo.9」では、「誰と入れ替わっても楽しいよ」と薮くん。コーナーの締めに、「No.9を決めるのは苦痛でしたね。次はNo.1を選びたいですね」と伊野尾さんが言えば、「褒めたい、褒めあいたい!」と大ちゃん。とにかく、普段あまり強い言葉を選択しない伊野尾さんが「苦痛」とまで言うというのは、余程のことかと。よっぽど、やだったんだねぇ。それが証拠に、ラジオ終わりに「私服がイケてるNo.1」やった時のイキイキとした感じ(ウェーイ!ってみんなで盛り上がってる)、あっと言う間に決まる様子。そして、同じNo.9決めるのでも、私服がダサいくらいならみんなサッと言えるの。いつも、楽屋できっと「お前ダサいな」とか言い合ってるね 笑。さらに「私服ダサいNo.1」でお互いに「光」「薮」と言い合う二人。やぶひかキター!…すみません、コンビ厨で。

そして、JUMP君たちがメンバー褒めているところって聴いていて楽しいですね。普段割とお口の悪い山田くんが、大ちゃんの「コードブルー」泣き演技を、「良かった」と褒めたり(ウルジャンでも一回落としてから褒めてたけど、らじらーでもその手法で 笑)、「圭人、ダンス以外のスポーツ何でも出来るから!」(無人島に一緒に行きたいNo.1で)なんて言っているのを聴くと、心が潤いますね。

伊野尾さんがまた、ほんとに、No.9決める時はやだなぁと言っていて、光くんが悪気なく「圭人食べるの汚いから」(結婚したいNo.9の時)と言い始めるとすかさず「汚くないでしょ」「生放送でそんなこと、言わないでー」と言った伊野尾さん。そうだ前に大ちゃんを「ちょうどいいブス」いじりした光くんに、同じように言ってました。「そんなことないでしょ、可愛いでしょ。大ちゃん泣いちゃうよ」って、小さい子どもを持つお母さんのようだったことを思い出しました(多分、いのちゃんの誕生日プレゼントをリスナーが考える企画で、メンバー女装写真集案が来た時かな) 基本的にマイナスなことを言うの好きじゃないんですね。だから、反対に伊野尾さんがそういうマイナスなことを言っている時は、場を面白くしようとして、など何らかの意図があることが分かります。「1日だけ入れ替わりたいメンバーNo.9」の際には、「裕翔!だって…入れ替わりたくないもん!モノマネとかしなくちゃいけないし」などと、かなりワザとらしく言っていましたが、これはちょうど裕翔くんが来たからって急に言い始めたよね。ただ、ここで裕翔くんが「せっかく来たと思ったら、いきなりディスられてんの俺?!」などと突っ込んでくれるの待ちだったと思うのですが、あまりに急過ぎて、残念なことに空回りしてしまいました。裕翔くん、いつもはかなり反射神経よくレスポンスするのでイケると踏んだんでしょうけどね。いかんせん、今来たところであまりに突然過ぎる。ちなみに、薮くんに「ゲストなのに口説き全敗」いじりした時は、「(リスナーさんが)何の情け(容赦)もなかった」と薮くんが返したことで笑いが起きていましたし、大ちゃんの「コードブルー」泣き演技いじりした時は、伊野尾さんからのパス→大ちゃんと山田くんのコンビネーションで笑いに繋がっていました。頑張ってるぞJUMP。ただなぁ、いじる→笑いに持っていくのって、芸人さんでも失敗するとキツい(ただディスっているだけに聞こえる)ので、JUMP が積極的に取り入れなくてもいいんじゃないかな。前述のように、本来はマイナスなこと言い合いたくないJUMPだし、特に伊野尾さん、君がそうだと思うから。

お互いに普通に褒め合って、「うわー俺たち、何メンバー同士で褒め合ってんだろ、気持ちワル 笑」「仲良いもんですみませんねー 笑」「JUMPってこんな感じでーす 笑」とでも言っておけばいいんじゃないか。多分、その方がJUMP的面白を出せる気がします。


さて、やっぱり薮くんにラジオのお仕事欲しいですよね。場の状況をしっかり見ていて対応していく力が高く、話の引き出しがいくらでもある。余談呼ばわりはもったいない薮くんの薀蓄は、光くんには「サッカーの話が聞きたいんじゃなくて、薮が話しているのを聞くのが楽しい」と言わせ、「TOKIOカケル」では「薮の余談は案外聞ける」とのお墨付きテロップが入りました。でもなー、これ、もし薮くんラジオ始まったとしてエリア的に時間的に聴けないなどとなったら泣く…。全国どこでも聴けるやつで頼みます。前も書いたことあるんですけど、サッカーに限らずマイナースポーツまで幅を広げて、「サルでも分かる 薮宏太的 今週のスポーツ見どころ」みたいな番組を希望します。カーリングとか、ボッチャとか、マイナーな競技に光を当ててくれ。それか、それこそ、学生さん対象にお勉強企画でもいいよ。以前「めざまし」で、受験生応援企画で「テストに出るニュース用語」みたいなのやってたじゃないですか。「朝日こども新聞」の「コトバナルホドね」コーナーみたいな感じ。今日だったら、「光格子時計って何?」とか。(ノーベル賞候補のやつ。ほんとに何?でも、やぶっち先生に、「じゃあ、光格子とストロンチウム原子って言葉だけ覚えて。ストロンチウム原子。一緒に言ってみよう。…よくできました」って言われたくない? もちろん、伊野尾担なので、伊野尾さんに言って欲しさもありますけど。うん、言って欲しいよ、伊野尾ボイスで。)こんなのやったら、薮様担、成績上がっちゃうね。


そうだ、わたくしコンビ厨、いのありがあったことも書かなくては。大ちゃんが、口説きのご褒美でもらった高級そうなみかんジュースが開けられなかった時の流れです。有「ちょっと開けてくんねぇ」伊「分かった開けるね」大ちゃんて、ニコニコキラキラの太陽アイドルだし、ヒルナンデスでは5歳児扱いされてますけど、メンバーに話す時って可愛らしいというよりは、結構男子!って感じですよね。いわゆるオス岡さんの口調で「ちょっと開けてくんねぇ」って小さい声で言うわけなんですけど、でも、でもさ、言ってる内容!蓋開けられないのか、可愛いな。で、それをごく自然な感じで開けてあげる伊野尾さんよ。これがまた直ぐに開いた様子。大ちゃんが開けられなかった蓋を、スッと開ける伊野尾さんカッコよくない?? からの、伊「こぼすなよぉーびっちゃびちゃじゃねぇかぁ」。こぼしちゃってるよ、大ちゃん 笑。ていうね。ファン以外には何が楽しいか分からんやつです。あーめっちゃニヤニヤするー。


はぁ、10/14の真駒内は、誰がくるかなー。全員来ちゃうかなー。楽しみにし過ぎないように、楽しみにしておくことにします。


(「らじらーサタデー」2017.9.30)