楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

折鶴魂。涙。

※注意

「JUMP World 2012」のDVD未見の方は、後半読まないほうがお楽しみが残るかもしれません。文中でオタクが泣き始めたら、ストップです 笑。



さて、今頃「JUMP World 2012」のDVDを見ました。というのも、先週は木金と2夜連続で家族が出張だったんですよ!それが分かってすぐこのDVDをポチり、ワックワクで金曜を迎えるはずだったなぁ、くそぅセンテンスめ。(略してやったぜ) 今や、メレンゲくらいなら家族がいても見ちゃうんですけども、流石にコンサートDVDは100%オタバレ案件なので、隠れて見る訳です。だから、2夜連続なんて、大チャンス到来!ってなわけで浮かれてたよ? 結果、お豆腐もお豆腐、木綿じゃなくてスプーンで食べる「すくい豆腐」くらい、やわっやわになったメンタルで、視聴に臨む羽目になりましたけどね!天を呪う!

まず、なんでこの2012を選んだかと言いますと、ネット上でチラッと、中国語でお客さんをあおって「いのちゃんすげぇ」って多分大ちゃんに言われている断片的な動画を見たことがあったんですよ。それが忘れられなくてですね。もし、DVDに収録されているとしたら、香港と台湾ツアーダイジェストが入っているこれしかあるまい、という賭けだった訳です。そしたらね、入ってた!(歓喜) 2012年と言えば、伊野尾さん大学4年生。第二外国語を中国語で履修していただけあって、スラスラ話している(ように聞こえる)。舞台裏のあちこちでメンバーみんな、中国語での挨拶を一生懸命練習しているんですよ。現地のスタッフさんに、発音直してもらったりしながら。それも微笑ましくて可愛いし、好感度上がるしかないんですが、すらっと話しちゃういのちゃんもカッコいいな。ここだけ、何度繰り返しても飽きないですよ。どうやら、「僕の名前言ってー!」「(中国語で。というか広東語で?) 伊野尾慧ー!」それをもう一度繰り返し。「ありがとう!」て感じなのかな? イイよイイよ出来る男だね。せっかくだから、いのちゃんが中国語でお客さんとコミュニケーション取る場面、もっと欲しかったなぁ。まあ、自分だって第二外国語、話せるかって言われたらキツいし、今となっては専攻していた言語すらヤバい感じなんですけど、人には多くを求めるスタイルです 笑。だって、伊野尾さんやれば結構何でも出来ちゃうじゃないですか。もし、今後またアジアツアーをやることがありましたら、是非ご検討下さい。

そして、光くんがカッコイイよ?(先週のらじらーで光くん落ちしてるんじゃないかって?どっこい、これ金曜に見ましたけど?←うぜー笑) だって、ひかにゃんとかひかちぇるとか八乙女ポイント貯めてたりって要素が一切ないんですよ。「昔は光くんが間違っても突っ込める雰囲気じゃなかった」ってメンバー談ありますけど、まあそれは「なのに今は」って話でもあるんですが。確かにそうかも。カッコ良すぎて。雰囲気も見た目もアイドルじゃなくて、音楽をコアに追求しているミュージシャンだもの。クルクルっにパーマかかってるんですけど、いのちゃんの大泉洋さんリスペクトみたいなあの感じじゃなくて、明らかに洋楽の誰かリスペクトなんだろうな、という。洋楽詳しい人ならピンとくるのかな。レッチリ画像とかでググりましたが分かりませんでした。なのに、そんな光くんに「やぶひか」パフォーマンスを要求する現地のファンの方、強い 笑。一応やってくれてます。もちろん、ガツガツベース弾いているところもグッと来ます。

そして、海外公演と言えばこの人!ケイト・オカモトの出番です。でも、一番カッコ良かったのは、意外なことに英語じゃなくドラム叩いているところでした。裕翔くんがギター弾けるように、圭人くんもドラム叩けるんですね。圭人くんも、光くん同様、楽器を弾くということへの愛を強く感じます。人生と音楽が切り離せないって素敵な生き方だよね。羨ましく思います。ちょっとドラム叩いてみて、むずかしー!って照れ笑いする山田くんも可愛いんだけどね。

そして、このコンサートは別名「折鶴魂」、人によっては「折紙魂」などと呼ばれている通り、メンバーもお客さんも一つずつ折鶴を折ったり、まさに折紙風の和の衣装があったり。海外公演のステージなんて、JALとかANAの国際便機内誌で紹介されているような「エキゾチックジャパン」な雰囲気でなかなか素敵なんですよ。桜の花を胸に飾った桜色のスーツもありました。このステージ、この衣装で歌い踊るJUMPって、これはもう眼福。コンサートにフライングってそんなに求めていないのですが、このDVDで大きな和傘や扇子をさっと開いたと同時に飛び立つ姿を見た時には鳥肌が立ちました。ものすごいアクロバット的なことはしなくてもいいのですが、こんな幻想的な衣装で飛ばれたら、堪らないよね。

そして、2012年と言えばいのちゃんは大学4年生と書きましたが、仕事しながらのレポートや論文がそれは大変で、比喩表現でなく寝る間がなかったと聞いています。楽屋でソファに辿りつく直前で力尽きて変な体勢で寝ているいのちゃん、という写真も見たことがありますし、今春からの殺人的な忙しさを心配する声に大学通っていた時よりは寝ているとも言ってましたよね。そんな大変な時期だからかどうか、いのちゃんがとても大人しい男の子に見えます。ステージで楽しくふざけてるシーンがほんのちょっとあったくらいですかね。このDVDだけ見たら、いつも隅っこの方にいるあまり映らない大人しい、でも実はかなり綺麗な男の子。アイドルというものに馴染み切れていないまま、頑張っている子。としか見えません。何やら少し不憫なようで頑張れと応援したくなりますもの。そして、こういう未完成さと内在する原石の光を愛でて応援するというのは、まさにアイドルを応援することの真髄ではないでしょうか。このあたり、またはそれ以前に伊野尾担となった方だったら、昨今の伊野尾さんは何か違う、と言うのもわかる気がしますね。新規オタのワタクシですらもスミマセン、なんと清らかなことよ、って目を瞠りましたもの。知らないですよ?この時代のいのちゃんが実際どうだったかなんて。

さて、海外公演。弱りきったオタク、涙してしまいました。ひとまず終演して舞台裏にはけてきたメンバーたちは紙を手にしています。その紙には更に紙が貼り付けられていて、そこには「StarTime」の歌詞が。だから、お客さんたちみんな歌えるんだ!と納得し合うメンバーの耳にまさに聴こえてくる「StarTime」。お客さんたちが、客電も点いているのに「StarTime」を合唱しているのです。「よし、歌いながら出よう」ってメンバーたちがまた舞台に出ていく。お客さんたちの喜びよう。メンバーとお客さんたちで歌う姿を見ていたら、嗚咽が止まらなくなりました。声出して泣いたよね。あ、あのドン引きオッケーですよ。多分、心が弱ってるんです。ほっといて下され。

そして、更にもう一回泣いちゃいましたぜ、てへっ。香港公演、台湾公演、横アリMCの3つがdisk2に入っているのですが、ふと見るともう一つメニューが表示されています。こんなのさっきあったかな、と思いながら再生。タイトルは「Romeo & Juliet」。元々可愛らしくて好きな曲ではありますが。なんだろうな、このキラキラして美しい世界は。ここには何にも濁ったものなんかないなぁ。幸せな世界だなぁ、などと考えていたら。また泣き崩れたよ、このオタクは。我に帰れー、しっかりー。そして、再生が終わってメニューに戻ったら、なんとたった今見たばっかりの「Romeo & Juliet」がなくなっているんです。そう、確かに最初はこうだったはず。じゃあ、今見たものはいったい? ぽかーんとするよね。

さすがに、2012のものなので書いちゃいますよ。隠しトラックだったんですよ。元々ある3つのコンテンツを早送りでも構わないので3つとも見終わると現れるコンテンツなんですね。そして見終わるとまた隠れてしまうという。ちょっと検索すると、当時解説してくれている方たちの記事が出てきます。え、他のDVDには隠しトラックないですよね?まさか。

という、心弱った時にステキなもの見ると、泣いちゃうよって話だった訳ですが。茫漠とした荒野と化したtwitterでちょっとステキなものを見かけてしまいました。普段はそっとしておきましょうや、などと思う目撃情報。「12/5 相葉雅紀、伊野尾慧、風間俊介」。それ以上は見ていないので、収録などなのかプライベートなのか分かりません。でも、どちらであっても嬉しいし。心細いこの状況では、明るい灯のようにさえ見える情報です。どうかお二人とも伊野尾さんを頼みます。上下関係全然なってない伊野尾さんかもしれませんが。お二人とこれからも良い関係でいさせて貰えますように。


それから、山田くん!映画決定おめでとうございます。こんな今、本当に嬉しいニュースでした。