楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

Mr.Flawlessを見たオタクの咆哮。

※注意※   今日の記事は、長いわ、暑苦しいわ。全然楽しくないこと請け合い!


某動画サイトで、「Mr.Flawless」のMVを見てしまいました。これは、これはすごく良い出来ですよね。JUMPをあまり知らない人に見せたとして、あっと言う間に、沼落ちする可能性の高い逸品。3人のカッコ良いところをギュッと凝縮してある上に、マニア受けじゃなくて正統派のカッコ良さなので、お手元にある方はこれが誰なのか明かさずに、周りの方に見せてみて欲しいと思います。ごくせんと水球だけ知ってる人とか狙い目ですね。ギャップにやられること間違いなし。10周年前にJUMPファンを増やす絶好のツールです。


そしてここでやっぱりどうしても言いたい。◯ストームさん、事務所さん、ビジネスプラン、間違ってますよ。もし、通常盤の売上枚数を稼ごうという目的だったとしたら、目先の数字にとらわれ過ぎだと申し上げたい。恐らくですが、このMVをほんの20秒もチラ見せして「初回限定盤3」につけたら、やっぱり「何枚買わせる気か!」と批判は起きるでしょうが、なんだかんだかなりの人数が4形態購入してしまうと思います。私は、伊野尾担ですが確実に買いましたね。そして、大満足したに違いありません。もし、自分が仮に年若いファンで友達と分担して購入していたとしたら、もう一種類欲しいために、ファンを増やそうと努力するかもしれません。または、いつもは一種類しか買わないけれど、頑張ってもう一種類買うかもしれません。

男性に比べて、女性の方がどちらかというとムダなもの(に見えるもの)を買うことを嫌います。中身が同じものを大量に買うよりは、それぞれ違うものが入っているという理由付けがあってこそ、後ろめたくなく購買行為に進めるのです。熱心なファンは複数枚買っただろうと思いますが、多ステとは違ってCDは全く同じものです。楽しさが増える訳じゃないんです。ファンに楽しくないことを強いて、ファンが離れるかもしれないと思わないのだろうか。オタ活って、楽しいからやってるんだよね。誰に強制されたものでもなく。何枚も買って外れた人のことを考えてみて欲しい。

そして、当選した人の中には転売目的の業者と言っていい人もそれなりにいたと思われます。そりゃ、そうです。抽選ときいたら、通常盤を沢山購入してCDは中古ショップに売ってしまい、当選したMVは高額で転売すればいいのですから。手塩にかけて育てたアーティストの作品をそんな扱われ方して何とも思わないのでしょうか。

ほんの数日前、各新聞に色々なアーティスト連名で「チケットの高額転売反対声明」が掲載されました。JUMPも名を連ねていました。「本来、定価で手に入るはずのチケットが高額なものになり、しかもそれは新しいコンテンツの創作には全く活かされない」とありましたが、本当にそうですよ。そしてもし、転売業者が一切手を引いたら、競争率下がりますよ。ファン同士の定価でのチケット交換は可能な形としつつ、業者の旨みがない仕組になることを本当に祈ります。で、ですよ!今回のMV抽選は、転売業者の介入を助長している訳です。やってることと言ってることが違ってしまっている。そうではないでしょうか。


転売業者が大量に購入した枚数がカウントされた売上と。

各ファンが4形態も買わすかー、とぶつくさ言いつつも、MV見た結果大満足。または、いつもは一種類だけど今回は頑張って二週類買っちゃった、等を積み上げた売上と。

どっちがいいでしょう。どちらが顧客満足度が高く、次回も必ず購入しようと思うでしょうか。

ジャニーズは、デビューしたら卒業という制度はありません。何か個々の事情がなければ、息長く活動し続けるものです。そこが、卒業制度のあるグループとは違うところです。短期的に多額のお金を使わせて疲弊させるより、長期に渡っていつの間にかお金を使ってしまう、それも満足感を伴って、というやり方の方が賢いではないですか。次回、CDやDVDをリリースする前に是非再考頂きたいものです。


3人のMVがこんなに素晴らしくて、スタッフの方の力の入れようも感じてしまって、どうしようもなく、こんな暑苦しい記事を書いてしまいました。残暑をますます暑くさせちゃってゴメンなさい!