楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

感傷と感謝のベストアルバム。

昨夜、(真っ暗闇の寝室で)ベストアルバム「I/O」をPCとスマホに取り込む作業をしまして、7くんラジオまでの間に聴いていたんですが、端的に言って泣きますね、これは。いやいや、アンタ泣きすぎじゃね?というご指摘はごもっともです。「スタートデイズ」でも泣くし、「コードブルー」で泣いたなんて記事を書いたばかりだし、まあどう見たって泣き過ぎです。伊野尾さん入り口にJUMPファンになってから、どうも感受性が豊かになってしまって困っています。おお、ということはお子様の情緒を育てるのにHey!Say!JUMP ってぴったりなコンテンツなのでは?という冗談はさておき。

シングルを発売順に聴いていくだけで、感情が揺さぶられる訳ですよ。この頃、デビューしたはいいけど、先輩を差し置いたかのような人選だったので四面楚歌だったんだよね。最年長の薮くんでもまだ高校生、大人の言うことを何でもハイハイと聞いて怒られて、例え分からなくても出来なくても頑張ってた頃か。いつでも一台のバンにギュウギュウに詰め込まれて移動していたので、今でもギュッとくっ付いていることに全然違和感がないんだよね。このオタクの勝手なイメージなんですが、JUMPって荒波に放り込まれた子どもたちがギュウギュウに肩を寄せて、手を離したらおしまいだ手を離すなと声をかけあって、お互いを守りながら大きくなってきたみたいに見えることがあります。だからこそ、気持ち悪いほど仲が良いなどと言われたりするほどまでになったのだろうと。

自分のドラマの主題歌(ミステリーヴァージン)がJUMPではなく自身のソロと分かった時に、これが終わったら辞めようとまで思い詰めた山田くん(以前の1万字より)。チラッと部分的にこの「ミステリーヴァージン」のメイキングを見てしまったことがあるのですが、山田くんが「ジャンプー、はどこにいるのー?薮くんー、大ちゃんー」って心細げには微笑みながらメンバー全員の名前を呼ぶんですよ。ソロでもみんなのこと忘れてないよ、JUMPを背負って歌ってくるよ、という意味かもしれないし、本当に一人で寂しくて心細かったのかもしれません。

JUMPにとってソロ活動はそれほどダメなのか。思えば、Jonny's Webのブログも、他のグループは個人個人のコーナーもある方が主流なのに、頑なまでにグループブログのJUMPaperのみ。やっと10周年yearの今年4月から、それぞれ好きなタイミングで更新するようになったほど。JUMPでジャニオタになった身としては、他のグループが普通にソロコンサートをしていたりするのにビックリしますが、他Gr.担さんからしたら、そう言えばJUMPってソロコンサートもユニットコンサート(トニセン、カミセンや聡マリちゃんなど)もしないんだね?という感じなのかもしれません。ここで今更、7くんたちは一度7塊をしているということを知りました。2009年3月。JUMP が一枚もCDを出せなかった年ですね。そうか1度だけやっているんですね。メンバーの誰のことを思っても何だかシンミリとしてしまいそうだけど、もうこの10周年year、何の複雑な気分になることもなく、7塊だってBEST塊だってやっていいと思うんです。別にそれは互いの手を離すことではないよ、大丈夫大丈夫。って、何の立場で言っているのかも分からなくなってきましたが、BEST塊あったら本当に行きたいものです。そして、やはりタイトルは、「ス」にちなんだものにして欲しい、あんまりふざけ過ぎない程度で…。今「素晴らしいっス!素敵っス!俺たちがー、BEST!」ってタイトルが思い浮かんでしまい、絶対こんなのじゃないのがいいからやめろ〜と頭を振るはめになりました。

ん?このオタクは何の話をしていましたか?ベストアルバムの話だったはず。どうも、アルバムを聴いていると気持ちが高ぶってしまうのです。

そうして今更ながら「Ride With Me」の歌詞が刺さります。発売が2013年12月。やぶひかがMCをつとめた「ヤンヤンJUMP」(JUMPと付いているものの、JUMP 全員がレギュラー出演出来たのは最初の半年ほど。ほぼ、やぶひかを中心とした番組だった?)が終了。大ちゃんを中心にMCを務めた「ザ少年倶楽部」への出演もなくなったり、ファンはさぞ騒ついたのではないかという2013年です。ここで、派閥移動したのではないかという話もあったようですし、本当にそうなのでは、とこのオタクですら思います。そんな激動の2013年の年の瀬に発売されたJUMPのシングルが「Ride With Me」。

 

大人の言うこと信じない。

Surviveするため、誰か蹴落とす?No way.

(中略)

争わなくたっていい。もうこれ以上。

光のないこの世界を生きていく運命なんだろう。振り返っても答えはない。悩んでる時間もない。新しい光照らそう。

 

この歌詞を書いたのはメンバーではなくて、つまり大人自身の作詞な訳です。この年に、この歌詞をJUMPに歌わせようとした制作の方たちの気持ちを深読みしていいですか。「負けるな。でもJUMPに争いは似合わない。争わなくていいからただ振り返らず進め。頑張れ」というメッセージを勝手に読み取ってしまうんですよ、重くてすみません。などと考えていると、また泣きそうになります。

そして明けて2月。なんて揃ったダンスだ、とファンを良い意味で驚かせた「AinoArika」。続いて度々メドレーに使われる「ウイークエンダー」。永遠のタオル回して盛り上がり曲「明日へのYELL」。伊野尾担を量産したと言われる「Chau#」。可愛いのダメ押し「キミアトラクション」。そうして次は「真剣SUNSHINE 」。このオタクが初めて予約して複数形態を購入したCDです。当時を知りやしないのに、後から追える歴史、つまり有名な出来事を追うだけでも、涙が出る。長年のファンの方は、どんなに思い出が詰まっていることでしょう。コンサートの記憶。イベントの記憶。CDも今はPCで読み込んでスマホに落としたりしますが、10年前はどうしていただろう。ネットで購入するのも、今ほど一般的ではなかったのでは。CDショップでワクワクしながら買って帰って、そうして友達と片耳ずつイヤホンを分け合って聴いたりしたのでしょうか。

こんなことを書きながら、耳から「我 I Need You」が聴こえてきて、また泣きそう、いや泣き笑いしそうです。この曲聴いていたら、なんて楽しいの!ははは、感傷的になってバカみたいだな。

新規にも、こんな気持ちを味あわせてくれてありがとうJUMP。まだ、CDを聴いただけだよ。未音源含むファン投票の10曲もこれからだよ。これから順々にMVを観る楽しみも、9人みんなのストリーミングラジオを聴く楽しみもあるよ。楽しいこといっぱいだ。そんな今夜は「ミュージックステーション」、そして、ベイジャンBEST回第2弾。

泣き笑いのキモ目のオタクも、完全な笑顔になるってもんです。

 

やっぱり、JUMPー!楽しいよー!ありがとうーー!

最後まで情緒ヤバくて大変失礼しました。

 

「I/O」と「H.our Time」はまた改めて。