楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

ライブ会場に関する用語解説をしてみた。

突然ですが、下書きがガッツリ消えると、心折れますね 笑。
ちまちま参戦レポ(?)、ただの雑感(?)書いて参りましたが、その前に。
元々、参戦レポを読むのが大好きで、まだFCに入会も出来なかった頃から、過去のレポを漁っては楽しんでいたのですが、その際分からなかったのが会場についての様々な用語でした。今やっと、なんとなくわかってきた気がするので、わざわざ書いてみたいと思います。3年くらい経ってから、コンサート未経験の誰かの目に留まるかもしれない。過去のワタシのように。
という事で、記載した内容に不備ありましたら、是非!優しく教えていただけたら、と思います。

※後半、演出に関するネタバレ(武蔵野の森)含みます。

 

ライブ会場に関する用語

◆アリーナ
会場としてのアリーナ。横アリ(横浜アリーナ)など。ドームを大、ホールを小とすると、中の規模になる。大阪城ホールは、ホールとついているが位置付けとしてはアリーナ。当然、サンドーム福井も、ドームではなくアリーナ。
会場内席の場所を表すアリーナ。アリーナ席。ドームならグランドであり、コンサートでないなら、まさにそこで野球なりなんなりやっている場所。ステージを見上げる平たい場所。元々何もないところに、椅子が置かれて席が作られているので、多分ドリンクホルダーなどはない?(アリーナ席未経験) ステージに近いところであればまさに神席。アリーナ席でステージから遠い場合、スタンドのように傾斜がないため、身長が低いと見づらい。そのため、そういった席を「埋もれ」などとも言う。
キャパ(収容人数)は、ざっくり1万弱〜1.8万くらい。(と思ったら、JUMPはまだやったことないと思いますが、さいたまスーパーアリーナは2.3万弱あるんですね。先日の武蔵野の森が8千くらいと考えると、同じアリーナと言っても結構差があります)

 

◆ドーム
コンサート会場で最も大きい箱。3大ドームで、東京・名古屋・大阪。4大ドームで、プラス福岡。5大ドームで、プラス北海道。恐らく、3→4より、4→5の方がより集客力を問われる。
キャパは、4.5万〜5.5万(ざっくり)。単純な算数なら、ドームツアーはアリーナツアーより5倍当たりやすい筈だが…。

 

◆メンステ
メインステージ。普通に考えてステージがあるだろう場所(正面)にあるステージ。 

 

◆センステ
センターステージ。アリーナ客席のど真ん中に設置されたステージ。BESTコントをやっているあの場所。

 

◆バクステ
バックステージ、のことだが、普通の意味での舞台裏ではない。メンステと反対位置、つまり客席後方に設えられたステージ。我I(我I Need You!)やりがちな場所。 

 

◆花道
これも歌舞伎の花道とは場所が異なる。1つは、メンステとセンステを繋いでいるあの道。メンステから先頭を切って移動すると、あたかも「メンバーを引き連れて登場」感がある。反対にセンステからメンステへの帰りは、走ったりふざけたりキャッキャしていることが多い印象。あのワイワイしながら移動しているあの道です。これは、メンステに対し、垂直というか縦に走っているので、縦横に花道がある場合は、これを縦花とも呼ぶ。
更にバクステがある場合は、センステからバクステに続く道もある。
そして、横に走る道もあり横花と呼んだりする。横花の先にバクステよりは小さいがちょっとしたステージがあることもある。それは小島(こじま)といい、上手側小島、下手側小島等と呼ぶ。上手下手(かみて、しもて)は一般的な使い方と同じ。メインステージに向かって右が上手、左が下手。

 

◆外周
言葉通り、外周に沿って作られた道。これも、花道の一種であるはずだが、そうは呼ばないようだ。 

 

◆アリトロ
アリーナを走るトロッコ。非オタに説明するとするなら、「メンバーを乗せた山車が人力で押されて、会場を巡る。トロッコとは、その山車のようなもの」とでも言おうか。

 

◆スタトロ
スタンドを走るトロッコ。近くで見たはずなのに、どんな仕組みだったかちゃんと見ることが出来なかったのが悔やまれる。スタンド席前の狭い通路を使って、トロッコが通っていく。人力? スタッフさんいた? ちなみに、既にご存知のことと思いますが、今回(SENSE or LOVE アリーナツアー)のスタトロは、ユニコーンでした。白を基調とし、ファンシーなカラーで彩らたユニコーンにまたがってやってくるキラキラした人たち。なにこれ夢?? 幻? 「大人になった僕たちを見て」と繰り返し言われ、内容も確かにその通りだったのに、何故スタトロの意匠だけ、ファンタジックで可愛らしかったのか。文句は一切なく、素敵だし、JUMPくんたちの乗り物として違和感ゼロだったんですが。そして、夢の中の王子様たちみたいだったですが(だって言ってみたら、ちっこい白馬に乗ってるようなもん)ツアーコンセプトとなんか違う感じ? あれにした理由教えてJUMPくん!

 

◆ゴンドラ
天井から吊るされたまさにゴンドラ。それに乗ってJUMPくんたちが空を駆けてやってくるよ。昨年のI/Oドームツアーでは、ドラゴン型でしたね。

こうして見てくると、あらゆる場所にステージを作り、ステージが作れない場所にはトロッコだの何だの使って近くに行く手段を作り。更に上からもやってくるとは、ジャニーズのコンサートって、遠い席のファンにも沢山楽しんでもらえるよう、本当にあの手この手で工夫を凝らしてくれているのだと感じます。それでも、まだ遠い!とか言っちゃうんだけどね。そして、他グループは分からないので、JUMPはという事になりますが、プロジェクションマッピングやらARなどの最近のテクノロジーではなく、ひたすら物理的になんとかしようとしているんだなぁ。(ありがとう)


さて、武蔵野の森で見たアリトロは斬新でした。前提として、外周も、横花も、そもそもバクステすら、ありませんでした。ところが、アリトロ、ただし、トロッコというよりは、お一人様用の小さい可動式ステージみたいな四角い台がするすると動いて、普通にアリーナを一周するのかと思ったら、バクステ位置に8つ集合して一列に合体して、そうです、バクステになったんですよ!さらに、電飾が付いていて、メンバーカラーで光る。可愛い!便利! この時、衣装がメンカラではなかったんですよ。でも、足元がメンカラで光ってる。メンカラごと、するすると移動するとか、追いやすい! 天才では? しかも、トロッコと違って柵などがないので、足元まで良く見える。可動式のバクステであり、外周でもあったあれこそ、名前があるなら知りたいものです。

 

◆花道の使い方について。
センステで喋っていたJUMPが、メンステへ花道通って移動していくその途中、伊野尾さんが突然花道から飛び降りたんです。花道の脇に黒い囲いが設えてあり、その中にひらりと飛び込む様子が華麗で、さすがジャニーズ!と惚れ惚れしました。自担、カッコいい!でも、経験値の低いこのオタクは何でそこに飛び込んだのかわからなかったのですね。その間も、メンステでMCコーナーが続いており、ただ、その後ろにいつのまにかグランドピアノがある。ピアノ!そして、もう一人メンステにいない人物がいる。髙木くんがいない。もう、既にご存知かと思いますが、髙木くんのソロで、伊野尾さんがピアノを弾いたのです。ただ、ライブ中につき、浮かれポンチとなっていたワタシからこぼれた言葉は、「もしかして、女王蜂??」そう、ピアノで始まり、歌い出しが髙木くんだからという短絡的思考、いやいやだったら他の人、衣装替えもせずに喋ってる場合じゃないだろ 笑。おバカが過ぎる。女王蜂で伊野尾さんにピアノ弾いて欲し過ぎた。(しかし、その後オタクの願いは叶ったのである)

さて、花道脇に飛び降りた伊野尾さんですが、黒い囲いは部分的にあったのであって、囲いに隠れてそのままメインステージに向かうことは出来なかったと思われます。それでは舞台にありがちな床下つまり地下に降りた?いやいや、このアリーナは普段はスポーツ用途で、オリンピックでは車椅子バスケやフェンシングの試合などに使われるようです。床は体育館の床であり、そんな地下に降りるための継ぎ目が有るとは思えません。なら?花道の下が空洞になっており、その中が通れるのではないか?しかし、伊野尾さんは173センチ。その身長の人が楽々走り抜けられるような高さがあったであろうか。高さがあったとしたら、2mくらいつまり2階くらいの高さからひらりと飛び降りたという事になりますし、高さがないのであれば、かがんだ状態で高速にメンステ方面に移動し、衣装替えもした、ということになります。いずれにしても、そんなことをやってのけている自担を想像すると、「カッコいいな…」と惚れ直したくなるんですけど、なりませんか。いや、ジャニーズはみんなやっていることでしょう。わかるわかる。ただ、舞台裏を想像すると、職人芸的なものを感じてキュンとしてしまうんです。
そう考えると、センステから登場するメンバーも、花道の下を通っていることになりますね。花道とは通路であり、ステージの一つでもありながら、客席に見えないもう一つの通路でもあるのか、というこのオタクにとっての気づきがありました。今まで、良く何も考えずにDVDなど見ていたな、と思いますが、床下が使えない可能性に思い至っていなかったんです(ドームならいつもは野球などしているグランドなので、ますます床下などないであろうに)。

と、色々書いてまいりましたが、間違いなどあれば、ぜひ(優しく)ご指摘頂けると、泣いて喜びます。