楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

一つ一つがこんなに違う。新アルバム ソロ曲の話。

8/22に発売されたばかりのHey!Say!JUMPのアルバム「SENSE or LOVE」が素晴らしいのはまあ周知の事実ですね。聴き込めば聴き込むほど、感じ方や好きの順番も変わったりするので、オタク日記的に自分の為に今時点での感想を書き残させて下さい。ちなみに、うっかりソロ曲の方から聴き始めたらそこから先に進めなくなりました、これ恐らくアルアルではないでしょうか。や、それくらい聴きごたえがありました。以下、音楽的素養ゼロのオタクのたわ言です。

 

危うくバラード、を回避して生まれた愛情たっぷりの美しい一曲。
1.Do it again (山田涼介)

これは…。確かに「その気」になってしまいそうで、山田さんわかっていらっしゃるよー。脱帽です。綺麗で心地よくて、ただただ身を委ねたくなる。通勤の電車の中で聴くには向かない曲ですが、夜、間接照明の下で、とか、旅先のリゾートホテルで、とか、雰囲気の良いところで聴こうものなら、最高ですね。
さすが、先日の「anan」にて、Q.女性をときめかせることに自信はあるか。との問いに、A.この仕事してるのに、ないとしたら問題ありだ(笑)。と回答した山田くん。その矜持を持って取り組んでくれたに違いないこの曲、ファンに対する愛情をすごく感じました。ワタクシ伊野尾担ですが、山田くんの愛情に包まれたような気がした曲でした。
山田くん曰く、バラードが歌いたかったけど、他のメンバーが既にバラードを選んでいたからかぶらないタイプのものを選んだとのことですが、そうかバラードになるかもしれなかったのか。いや、この曲で新しい山田くんの魅力に触れた気がするので、こっちで多分正解だったと思うよ、山田くん。


ウチの知念さんだぞ!何だかとっても、ちねたんを自慢したくなる。
2.159(知念侑李)

何より曲がカッコいいし、最近見せてくれる可愛いだけではない知念くんの表情や仕草が脳裏にすぐ巡ってくるような雰囲気なのに、歌詞!!

 

可愛い娘よりも 星空よりも 好きさ 自分が

たまたまた小さな運命で可愛がられる僕

みんなチョロいね

僕の(洋服も)ために(ご飯も)世の中やさし

 

「僕のこと書いてもらいました」と知念くんが言う通り、ファン内での公式イメージに沿った内容じゃないですか、これ。伊野尾さんが「『大きくなぁ〜れ☆ボク‼︎』のアンサーソング?」と聞いていて、「そうだね」ということでしたが(月刊Songs 2018.9月号)、メンバー全員が ちねたんのために集合しちゃう「僕とけいと」も挟んでるぞ。
折しも、8/23更新のやまぺに、「(知念に)久々に奢って貰えて、余は満足じゃ 笑」って大喜びの山田くんがいましたが、それもたまたまジャンケンの結果だし、大ちゃんと二人で払ったのだし、久々って言っちゃってるし。山ちゃんの、いつもの「ぼくの財布」ぶりに思いを馳せて、目頭がツーンとします 笑。
と、楽しんで聴いていたら、オチがあった!ちねたんに、やられました!めっちゃ楽しいし、「だんだらだんだんだらだん」ってつい口ずさんでしまいそう。他グループ担にも、自慢したい。オタクにこんな子いないでしょって。

 

こだわりの音作りが気持ちいい。
3.Waiting for the rain(中島裕翔)
マニアックに音作りにこだわったと裕翔くんが言っていましたが、パーカッションに注目して聴くと、ゾクゾクするような気持ち良さが感じられる曲。専門的なことは一切分からないので、感覚だけで語りますが、キーボードやギターなど旋律を奏でる楽器すらもリズムを刻んでいたり、そのリズムが盛り上がったり、下げにいったり、波のような動きをしてますよね。その動きにノルと非常に気持ちが良い。そして、耳に聴こえる裕翔くんの端正な声。この端正な声とリズムにどっぷり浸かる4分25秒。家族所有の良いオーディオとエイジングの済んだこだわりヘッドフォンを拝借して、細かな音探しをしたくなりました。


初ソロ曲にして、攻めの一曲。これを恥ずかしがりながら歌った姿を想像してキュン。
4.条件反射(伊野尾慧)
自担なので。自担の正真正銘の初めてのソロ曲で、伊集院さんのラジオでも「恥ずかしくてぇー」と恥ずかしがっていた自担の曲なので。
もう、どーしていいかわからない!
感想とか、言えるようになるにはあと622億年ほど頂きませんと!!(オタクが言いがちな表現 笑)
一つ言うなら、演技のお仕事をしている時の伊野尾さんですよね、これ。それか、各種ファッション誌や「anan」で、あらゆるセクシーを積み重ねた伊野尾さんの集合体。あと、語尾がやっぱりイイ。伊野尾さんの語尾担です、やはり。初回限定盤のブックレットを開くと、チェリーピンクヘアでニコっと微笑んでいる写真(ビジュアル最高!)と、この攻めまくった歌詞が並んでいるのですが、左右のページのあまりのギャップにクラクラしました。(ライブ衣装は、ブカブカの白シャツに、首輪のようなアクセサリーに、何故か片手に鎖をジャラリと持っておいて下さい。初期TMRさんのような衣装をちねたんに勧められてたけど、それだけは勘弁してー。)


「チューインガム目線の歌詞を書いてください」って、天才かな。
5.Bubble Gum(有岡大貴)
ソロ曲の中で、ダントツで好きな曲、第1位。可愛くてオシャレでクセになる曲。

 

誰にも負けない夢を何度だって見せてあげるよ
誰にもなれない真似できない持ち味でぎゅっと 包み込んだ心にトキメキを

退屈な時間と ありふれた景色に彩りを与えるように 変わる巡るFlavor

 

与えられている、という気持ちになる歌詞に絡まるように繰り返される

Your smile,your smile fills me up
So happy I could pop…

なんだか、相思相愛!アイドルとファンの幸せな世界だなぁってニコニコしたくなるし、これがキラキラのハッピーポップな曲じゃなくて、こんなオシャレで凝った曲にのせて歌われるの、大ちゃんの手のひらの上で転がされている気分です。「Um-ma,um-ma,um-ma」と聴こえるコーラスも癖になりますし、これはガムを噛んでは膨らまし、また口にモグモグとしている様子なのかな、と考えるのも楽しい。アイドル大ちゃんが連れて行ってくれる POPなイラストの中に飛び込んだような可愛くて不思議でハッピーな世界の虜です。
「有岡くん、絶対好きだよ」と、作詞作曲の辻村有記さんを勧めてくれた髙木くんありがとう。ありたかー!


今回はセクシーを封印。少女漫画から飛び出してきたような青年はアイドルでした。
6.題名の無い物語(高木雄也)
メンバーが雑誌などで繰り返し繰り返し「見た目はクールだけど、中身は本当にピュア」と髙木くんのことを教えてくれますけれど、本当にそれ。
夢の中でしか会えない人に恋い焦がれる歌、なんですけども、これが実体験で作詞の方に説明して書き上げてもらった、ってなんてロマンチックなんだ。セクシーは封印したとのことですが、これはまた歌声も切なくてまっすぐで応援したくなる! 「BE MY VALENTINE!」で、仲間に茶化されているのに「王子様にしてくれてありがとう」ってチョコを渡しに来てくれた子を抱きしめる 優しい男の子(これも実体験!)を思い出しました。なんだか、少女漫画に出てくる男の子みたいなのに、実話とは! そして、繰り返しますが、あの大人っぽくセクシーな男性の見た目で声で、中身がこれ。髙木くん…。

 

口説きが苦手でシャイな光くんはどこ?そうだ、多才な人だったと気づく。
7.PINK(八乙女光)
らじらー勢なもんで、光くんと言えば、もっぱらふわふわニコニコひかにゃんなんです。らじらーの他の時間(Loveの安井くん&HiHiのゆうぴの21時台、セクゾくんの22時台)や、ピンチヒッターでJrの子が交代で来たりしたの聴いたって、ひかにゃんが一番可愛いよー💕ってくらいほわほわーんなのに。
そんなひかにゃんはどこにもいないよ? ゴリゴリにカッコいいぞーー!これ、むちゃくちゃ踊ります? それとも、ベース音が印象的な箇所ありますけど、ベース弾きながら歌ってくれます?どっちだとしても楽しみ過ぎる。あと、光くんの歌声ってかなり変幻自在なので、普段ラップパート以外は歌割り誰だろうかと迷うことが多いんですが、今回完全なソロを聴いて、もしかして今まで髙木くんだと思って聴いていたパートも光くんだったかも?となりました。今の光くんて、こんな声で歌うの?ひかにゃんを可愛い可愛いと愛でがちの日々でしたが、先日の少クラプレミアム、創作ダンスコーナーで、ダンスの才能にハッとしたように(そもそも、光くんて、ダンスがやりたくてジャニーズに入ったんだった)、今度は光くんの歌の魅力を発見した気になりました。ちょっとちょっと、あの薮くんのシンメだよ、光くんは。と、我のポンコツ頭をポカポカやりたい所存。

 

メンバーが薮担だらけでしんどいです。薮さまの真骨頂を聴けってことですね。分かりました。
8.流星の詩(薮宏太)
歌、真っ向勝負。歌が!上手い!ボーカリストにとっての楽器は声な訳ですが、声の響きと表現力を楽しもうってことだ。前述の今月の月刊Songsのメンバーの会話をすこしだけ抜粋させて下さい。

伊「薮はJr.のころからソロナンバーが多かったけど、それらを継承したような楽曲だなって」
有「俺、『Angel Come To Me』を思い出した」
知「うわ〜懐かしい…!」
伊「懐かしさだけではなく、薮が積み重ねてきたものもちゃんと感じられるよね」
裕「わかる。真骨頂感、あるよね」
山「ここにもルーツが詰まってる訳ですね」


この後、薮くんの名言が出て、大ちゃんがやぶひかを促す続きは本誌で!(笑)

いや、このメンバーが口々に話す内容が薮くんリスペクトすぎてですね。尊いとしか、このオタクの口出す隙間なんぞないではないか。そして、昔からのファンの方たちが言うところの「エンカム」即ち「Angel Come To Me」とはどんな曲なのか、と好奇心にかられてネットの海に旅立ちましたら、子供薮くんVer.と大人薮くんVer.のエンカムにぶち当たりまして、リピートかまして危うく旅から帰って来られなくなるところでした。皆さまもどうかお気をつけて。


ソロ曲は、メンバーがそれぞれ趣向を凝らして制作してくれた結果と思いますが、これだけ違う趣きの曲になるとは、嬉しい驚きです。一つ一つ楽しんでいたら、ほんとに先に進めない。それだけ、長く楽しめるアルバムってことですね。だってこれだけじゃない、本編もあって。BEST曲も、7曲もあって、ボーナストラックの「You & I」もあって、全形態合わせて28曲もある。CDに入るギリギリのボリューム。前奏の長さを調整するなどして、なんとか詰め込んだそうで。それだけじゃない、DVDが本当に凄い。一言で語るのはもったいない。ただ、やぶひか出演のスナックモッチーで、モッチーアナが「ドキュメンタリー」と仰っていましたが、本当にドキュメンタリー作品を見ているようでした。見たことがないJUMP を見られる幸福に、震えて欲しい。もし、購入を迷っている方がいたら、自信を持ってオススメします!

以上、オタクの感想たわ言「SENSE or LOVE 」ソロ曲Ver.でした。