楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

JUMP担が、関ジャニ∞の「Dye D?」を聴いた結果。

らじらー話が続くと見せかけて、途中から多分話逸れていく予定。最初に言っときゃ許されるとでも?! 自分で突っ込んでおいたので許してください。10/28のらじらーの話から始まります。え、この日、いのひかはらじらーお休みだったんじゃないかって? はい、いつも21時台にやっている安井くんと高橋優斗くんの回です。3時間SPだった訳ですが、野球が押しに押して、22時頃からの放送。てことは、現役高校生の優斗くんは年齢的に出演できないではないか。そんなこともあろうかと(多分)、安井くんと同じグループ(Love-tune)から阿部顕嵐くんがゲストに来ていました。ですから、この回は「Love-tune」回でしたね。実は、野球がいつ終わるかわからなくてぼやっとしていたらとっくに始まってしまって、かなり遅れてボンヤリ聴いていたんですよ。そうしたら、曲がかかりました。さあ、ここからタイトルに沿った話になります。かかった曲は、関ジャニ∞の「Dye D?」。流れてきた瞬間、ものすごい衝撃が走りました。え、これがエイトの曲なの? スタイリッシュかつセクシーだ…。その時脳裏によぎったのは、どこかで目にした「カッコいい関ジャニは、課金」という言葉。お茶の間で無課金では、楽しい面白い関ジャニにしか会えないと。さすがに最近は、「関ジャム」もありますし、歌番組でもカッコいいエイトを見せてくれるようになってきたかと思いますが、こういうエイトは知らなかった。もう一度この曲を聴いてみたい、と思い、らじらー公式ツイートをチェック。便利。なるほど「Dye D?」というのか。そして、不便。今までらじらーで気になった曲は、せっかくApple Music加入しているので、サブスクリプションでチェックしてダウンロードしていました。サブスクで入手出来なければ、1曲250円くらいでダウンロード購入したりもします。便利。思い立ってすぐお手元に。だがしかし、関ジャニ、ジャニーズですもの。それが出来ないんだ。手軽なサブスクのおかげで、ハマったり名前を知ったアーティストも沢山いるのになぁ。

しかし、ないものはないので、仕事帰りにTSUTAYAに行ってレンタルして参りました。目当ての曲は「FIGHT」というアルバムに入っていました。改めてちゃんと聴いてみて、やっぱり「カッコ良かった」。しかし、この歌い出しは誰なんだ? そう、聴き分けが出来ない。と言いますか、ジャニオタになる前、音楽聴く時に「聴き分け」という概念はなかった。これは、代わる代わる歌う、というアイドルならではの特徴かと思います。歌割りが多い少ないとかも、考えたことなかったよ。

分からないままに、多分錦戸くんか?と思ったら合っていました。ジャニオタってすごい素晴らしい。「Dye D?  歌割り」って検索したら、ファンの方が独自に聴き取った結果が複数ヒットしてきます。そして、決定的なのが、村上くんと安田くんのラジオの文字起こし。何の番組なのか、いつ放送されたのかまでは書かれていなくて不明ですが、こういう忠実な文字起こしは何年もたった後に知りたいと思った人々に、親切ですよね。まさにアーカイブ。(と考えると、昨日このオタクが上げたらじらー記事は、文字起こしでない分、不親切だなぁ) 

そう、何故安田くんか。この「Dye D?」は、作詞も作曲もパート割も、全部安田くんが担当しているのです。か、カッコよ!カッコいいしかない。このオタクの「関ジャニ」像って、毎週録画している「関ジャニクロニクル」でかなりの部分構成されているので、ヤスくんと言えば、「いきなりドッジ」で「冷蔵庫の中やぁー!」って逃げ惑う姿(ドッジボールなので、冷蔵庫の中にボールがあるなら、そこから脱兎のごとく走って逃げないでボール取らなくちゃ 笑)や、催眠術にコロッとかかってスヤスヤ寝ちゃう姿などの可愛らしい印象が大きく、だからこそたまに歌番組でギターを持った時のオスみにグラっときたりもしますが、それにしたって、この作詞作曲プロデュース、全部安田章大、という事実にバーンやられます。

それで、ラジオの文字起こし読ませて頂くと、歌割りをどうやって決めていったか、という経緯が分かります。ほんの一部だけ引用させて頂きます。

安「で、で、ファンの子が1番最初にあの音を聞いた時に」村「うん」安「たぶん、ま、亮が1番最初に始まった方が」村「うん」安「ゾクゾクするんやろうなと思って」村「凄いなぁ!お前!!」

他担ですけど、ゾクゾクしました。安田くんの思惑通りだ。安田くん、策士。で、錦戸くんなの、合ってました。

そして、せっかくなのでアルバム全体を聴いているうちに出てきた感想。歌が上手い、あとジャニーズらしい曲というよりは、邦ロックっぽい曲が多い。それも、そのはず。楽曲提供者が、ジャニオタでなくとも知っている著名な人々がズラリ。最新アルバム「ジャム」の曲提供者に、星野源、UNCORN(!)、BEGIN等、音楽に詳しくなくとも誰でも知っているような人々が含まれているのは知っていました(あと、伊野尾担としては見逃せないのが蔦谷好位置さん!ピーチガール!)が、ごめん、このオタクが無知だったんや。もっともっと昔から普通に色んな方が関わってる。この「FIGHT」は2011年11月リリースなんですが、楽曲提供に並ぶのは「怒髪天」「藍坊主」「ゆず」「スキマスイッチ」「ケツメイシ」。そりゃ、邦ロックぽい、という感想も宜なるかな。

そして、日々日々聴いているJUMPの曲に戻って再生してみると、「夢の国の音楽みたい」。この感想が一番最初にパッと浮かびました。一番近い世界観が、夢の国ことディズニーランド。現実をちょっと忘れて、可愛くてキラキラした世界を見せてもらうような感じ。いや、正直、特に初期のJUMP曲って、ディズニーランド的な世界観、雰囲気で作られているところないですか。2枚目のアルバム「JUMP WORLD」(通常盤)の最後に収録されている「シングルメドレー Second act」なんて、エレクトリカルパレードかな?って思いますもんね。歌い踊りながら、観客に笑顔で手を振ってくれたりするところも、何だか似ている、と思います。これはどうなんだろう、JUMPのライブDVDしか見たことないんですけど、エイトやKAT-TUNやなんかも、トロッコに乗ってぐるりと会場を巡って、ああいうミッキーみたいなことしてくれるのでしょうか。

ディズニーとの類似性はさておくとしても、この夢の国感に心遊ばせて、楽しい気持ちになる、だから聴きたくなる、的なことは、JUMPの曲をヘビロテしてしまう理由の一つだと思います。そして、あと一つはこれぞ、他のジャンルにはない聴き方だと思うんですけど、あぁ、歌い出しが薮くんだー次は大ちゃん、髙木くんときて光くんか、ふふふ、とかそういうことしますよね。(ちなみにこれはちょうど今イヤホンから流れている「スナップ」) そういうことやりながら聴いていると、例えば曲自体はそんなに好みでなくても(JUMPの曲でも、そういう曲はやっぱりあるにはあります。「スナップ」は大好き!)、楽しめたりするんです。好きな人たちが歌っているだけで楽しいというね。そうして、そうか、やはりワタシJUMP担なんだなと基本に立ち返りました。エイト兄さんたちって、かっこ良くて尊敬出来るところもいっぱいあって、リピートして聴きたい曲もあって好きなんだけど、JUMPと「好き」の種類が違うんだな。

JUMPが歌っているから、というのが曲を聴く理由の一つになってもいるんだ、と考えると改めて不思議な気がします。当たり前?何当然のこと言ってるのかって? いや、JUMP以外でアーティスト自体に思い入れがあって聴いた曲って、多分ないんですよ。それぞれのジャンルで、好きなアーティストはいます。でもアーティスト自体に思い入れがある訳ではなく、自分の好む楽曲を出してくれるから好き、だったりします。例えば、クラシックだと、ヨハン・シュトラウスの長男推しなんですけど、もし生写真売っててもカレンダー出ても買わないし。新曲出ますってなっても色めき立ったりしないしなぁ。(170年くらい前にお亡くなりになっているのであり得ないですけど) だから、JUMPの曲って、今までやったことのないスタイルで聴いているんだな、と気がついた訳です。

一人一人の声を聴き分けながら聴くことも、あ、今のフレーズ最高!〇〇くんだ!ってリピートするのも、聴きながらたまにドギマギしてみたりするのも、声や歌い方に成長を感じたりするのも、歌っている顔やステージ演出を想像しながら聴くのも。全部初めてだ!

多分これって、eighterさんだったら関ジャニの曲聴きながら同じことするんじゃないかと思うんですよ。バンドにハマった人も同じことをするのかな。するのかもしれませんね。


らじらーキッカケで、関ジャニの「Dye D?」を聴いて衝撃を受けたり、安田くんや錦戸くんのかっこよさに倒れそうになったり、関ジャニのアルバムを聴いた結果、何故か自分のJUMP担ぶりが浮き上がったり、アイドルの曲を聴くということ、について考えてみたりした、という話でした。「Dye D?」についてはまだ話したいことがあるので(まだ語り足りないのか…)それはまた改めて。


(追記)  アルバム「FIGHT」に入っている「Fly High」という曲も、始まり方がカッコ良くてヤバい。あの、フフって笑ってる人誰ですか。生き絶えそうなんですが。(調べました。多分すばるくんだ…。)あと、「Water Drop」も良い曲だなぁ。そして聴いていると、何故か勝手にJUMPで歌割りを考えてしまう曲。

反対に、他グループ担さんには、JUMPの例えば「TOY」を聴いてもらいたいですね。オトナJUMPなんだ。カッコいいんだ。そして、もしごく最近にJUMPを知ってこの曲聴いたことないという方。中でも薮くん圭人くんいのちゃんが好きだったら、ぜひ聴いてみて頂きたい。シングル「Give Me Love」通常盤/初回プレス に収録されています。後からファンになった場合に、この初回プレスって集めるの後回しになりそうなんですよね。しかし、そんなところにも良曲が…。もう、ジャニーズも曲ごとにダウンロード購入させてくれよう 泣。