楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

「孤食ロボット」の周辺。

夏休みの時期とあって、いつも以上にかの女子小学生との絡みも多いのですが、その良いコミュニケーションツールとなったのが、我らがA.Y.T「孤食ロボット」でした。そもそも、初回を見せた時から大好きになって、その辺に置いておいた原作も、それまではパラパラとするだけだったのに、しょっちゅう読みふけっている姿を見かけるように。多分、このオタクよりも読み込んでいると思われます。対象年齢ははるかに上なはずなんですが、子どもでも虜にしちゃったんですね。

原作では、ムジャキ、ヤンチャ、オットリの呼称もないですし、あんなに3人で絡んだりはしないし、他のロボもじゃんじゃん出てくるし、二本松くん(モジャモジャ)もドラマオリジナルキャラだし、もちろん毎回歌い踊ったりしないのですが。原作の良さを壊すことなくむしろ良さが何倍も増えるような演出、脚本でしたよね。

「まる!ばつ!まる!ばつ!まるばつふーど!」って、女子小学生と何度歌い踊ったことか。このオタクは、いのちゃんの真似をして「まる!ばつ!さんかくしかくー」と続けて、「違うでしょ!」と突っ込まれるのも毎度のお約束。「ねぇねぇ、3人の中で誰が一番好き?」「…オットリ」「なんで?」「一番優しいから。だって、わたしへーわしゅぎ(平和主義)だもん」「へぇ。(笑 へーわしゅぎだって。…くそ可愛いな)」

どんなに、むくれたりションボリしていても、「孤食の新しい録画あるよ」と言えば、それこそムジャキのようなキラッキラの目に瞬時になって顔をあげるのも可愛いし、「孤食ロボット」様様でした。一緒に見ていて、今のシーン見た?と言わんばかりに顔を見合わせるのも楽しかったなぁ。オットリが一番贔屓とは言え、ヤンチャとユタカの絡みは大好きで何度もリプレイさせられましたし(多分2話を一番見てる)、声出して笑っていたものです。最終話で、ムジャキがキッチンカウンターからムササビのように跳ぶところや、僕も食べたーいってジタバタしているところなんてニッコニコだったし、そうは言いながらしきりに鼻をすすっていたのはちゃんと聞こえてたよ。


でも、大人たるこのオタクだってもちろん夢中で見てました。原作本だって、いち早く書店で探して4巻しかなくてまずはそれだけ買って、だから4巻の帯はまだA.Y.Tの写真じゃなくて、ロボホンなんですよ。もし、制作の人が昨年春に「ヒルナンデス」でロボホンの真似していたかっわいい大ちゃん(いのちゃんをして「僕、この子買います!」と言わしめたアレ)を見ていて、そうだピカーン✨とドラマ化の企画に繋がっていたとしても驚きません。

そして、ドラマの内容についてはもちろんもうファンの皆さんで言い尽くされていますね。「孤食ロボット」でのお楽しみはもちろん本編のお楽しみ。ユニット曲のお楽しみ。そして、公式さんと原作の先生と共演者の方々のTwitterが楽しいのなんの。ドラマの時だけでなく、JUMPが歌番組(それも他局)に出る時も応援してくれるの。ジャニーズがSNSに厳しいもんだから、え、いいのって余計に嬉しかったですよね。それぞれのご主人様が、「ウチの子が一番」て張り合ってくれているのも可愛かったなぁ。オットリのご主人様、阿南健治さんはTwitterはやっていないのかもしれないですが、直前スペシャルの撮影現場でカメラに向かって一生懸命話している光くんを阿南さんがそれはそれは優しい笑顔で見ていてじーんとしたものです。まるで可愛くてしょうがないみたいなあの笑顔。何だか、あの時めちゃくちゃ阿南さんにお礼言いたくなりましたよ。何というか、いのちゃんを可愛がってくれるめざましの皆さんに対する気持ちと一緒です。お前は誰だ、保護者か?って話ですけれども。

原作者の岩岡ヒサエさんも、都度都度イラストを描いてくれて、それも楽しみの一つでしたよね。最初は関東でしか放送されていなかったのが、少しずつ放送エリアが広がっていって、それに合わせてテクテク歩くロボたち、その土地の名物料理と一緒のロボたち、なんて絵が上がったり。放送後に、その回にちなんだ絵が描かれていたり。

公式さんを中心に、共演者の方たちが交流しているのも垣間見えて、ジャニーズがSNS禁止じゃなかったら、3人もここに参加しているんだろうな。なんて、切なくなったり。最終話でちらっと出てきた豊とデートした女の子が描いていたという、架空の電車路線図。ほんとに話に出てきただけなのに、豊(森田甘路さん)が作ってる!そして、「この線便利…」と呟く公式さんよ。大崎から、下北沢経由で池袋までの路線。何となく、劇団員の行きそうな住んでそうな駅ばかりで、Twitter風に言うなら「わかりみが強い」路線図でした 笑。

中身のことは、色んな方にもっとちゃんとした記事にしてもらっている「孤食ロボット」なので、周辺のことばかり書いてしまいました。

もちろん大ちゃんも、光くんも、髙木くんも本当にはまり役で、セリフのない時の少しの表情すら雄弁で、3人を自慢に思ってずっと見ていました。

最終話を見た女子小学生曰く「なんで終わっちゃうの!まだ続きが見たいのに、なんで!漫画はまだお話続いてるよ!」だって。…だよね。「ワタシに怒られても…ワタシだって続き見たいんだよー」と大人気なくこたえる他ありませんでした。でも、続編可能な終わり方だったので望みは捨てずにいます。

だって、最初は関東でしか放送がなかったのが、全国から悲しみの声が殺到して、もはや各地のネット局は11にまで増えています。(福井は今日からだそうですね。) これは、大好評の声を受けてのことだと思うんですよ。可能性ありそうじゃないですか。うん。そして、もう一つ願望を書いておこう。続編が現実となった暁には、ご主人様として、他のJUMPメンバーが出演しますように。よし、これでOK!(ブログの絵馬扱い…)


(孤食ロボット 2017.6.19〜8.21 於関東地区)