楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

楽しいカキ氷巡り。

日曜と言えど昼間の番組なのに、珍しくリアタイ出来た喜びで、勢い込んで「ブンブブーン」の話をしてもいいでしょうか。いのゆと浴衣回です。地域によっては放送タイミングが違うようなので、ネタバレ(というほどのことは書けないけれど)イヤだなぁという方。また是非見にいらして下さい。是非是非。ネタバレ恐れて回避してそのまま読み損なうってたまにないですか。…んー読み損なっても、まあ大丈夫。そんなまあまあな感じで本日も失礼します。


先月だったか、最初、光一くんといのゆとで浴衣着てロケしているという話を聞いた時、それはそれはぎゃーっと脳内で雄叫びをあげたものです。どんな美が展開されるんだ、ヤバいヤバい。裕翔くんは多分自分でも分かっていると思いますが、和装が無茶苦茶似合います。昨年、「HOPE」に出ていた頃TV誌を買うとひたすら裕翔くんに出会ったものですが、浴衣を着た裕翔くんがいてそれはそれは男前でした。いのちゃんの格好良さは、恐らく好き好きがあると思うのですが(だがハマる人には強烈にハマる)、これは老若男女どの世代に見せても「ハンサム」「男前」「イケメン」表現は違えど、等しく評価されるだろうと思ったものです。

そして、伊野尾さんも今、「リトラ」での和装風の衣装が本当にお似合い。昔の写真でも素晴らしい浴衣写真が数々見られます。可愛い可愛いと言われつつ、実はかなりキリッとしたイケメンでもあり、肩幅も男らしく浴衣なんて着たらそこも強調されて大変だこれはと期待値は上がるばかり。でも、先週の予告でおや、あれ可愛い…方かもしれないな、となりましたよ。まず、髪型が浴衣着る時のものじゃない。眉は必須なんだ多分。髪色も暗い方がやっぱりいい。あとお顔がモチモチ餅尾さんで可愛過ぎ。昨年の闇出てからの顎が尖った日下さんだったらな…とは思ってしまいました。そして、和装だからと持たされている小物ですが、扇子を帯に差している裕翔くんに対し、袋物をぶら下げています。袋物持っていると可愛くなっちゃうと思うんだ、どうしても。いや、男性用のシックなデザインのものなのは分かる。それともあれも裕翔くんが下げていたら、男前だったのだろうか。

まあ、ビジュアルについてはオマケみたいなものなのでここまでにしたいと思いますが、二人よりも小柄で体格自体は華奢にも見える光一くんが男らしくてカッコいいのは流石でしたね。シャープで男前だとこんなに思わせるのはなんだろうとまじまじと見つめてしまいましたが、やはり顔付きがまずキリリとしているのと、所作が男らしいからなんでしょうなぁ。喋っている内容は、一つもカッコつけたりしていないんですけどね。そう、ここからが本題です。

オープニングに剛くんの不在について説明した光一くん、シンミリしてしまいそうなところですが、もちろんそうはなりません。たまたまあった銅像すら使い倒します。銅像を剛くん扱いする光一先輩の元に、登場した後輩いのゆとの二人。後輩らしくハキハキと「おはようございます!」と銅像に向かって挨拶をかまします。ここで率先して、このくだりをかましたのが伊野尾さんで流石勘がいい。光一くんの振りを見事に受けて返しています。でも、裕翔くんも素晴らしい。「髪型も大分変わられましたね」(そりゃ銅像だもんな)とテンポよくのっていきます。

この二人はイケると思ってくれたのか、どんどん突っ込みどころのあるトークを展開してくれる光一くん。ゲストとは言え後輩でもあり、「カキ氷より飯食いてぇ」「オレはここで待ってる」などと二人を雑に扱う光一くん。光一くんに雑に扱って貰えるなんて光栄です。何せ、ファンを「ブス」イジリするお話はかねがね伺っています。ファンはなんと「ハゲ」ネタで応酬するのだとか。本当ですか。雑に扱っても画面が冷え冷えとしないのは、もはやある域に達した芸風と言ってもいいです。

「めし食いてぇ」とゴネる先輩を、裕「いいから行きましょうよ!(強め 笑)」伊「行く気全然ないじゃないですか 笑」と無理やり連れて出発した1軒目は、お茶専門店。到着した頃には、既に何となく距離が近くなっている3人。光一くんが移動の間に沢山お話ししてくれたのかもしれません。まずは、裕翔くんの氷。セルフトッピングが沢山付いてきましたが、面白かったのは「苺ティラミスクリーム」でしたね。氷をすくったスプーンを持っていって絡めようとすると、お店の方が逆だと指摘。えぇー?となった裕翔くんにぐっと顔を寄せて「だよなぁ」と意気投合する光一くん。二人に挟まれてチンマリ座ってニコニコする伊野尾さんの図、が名シーンです。更には、じゃあとクリームをすくって氷に載せたところを見て「塩辛みたいに見える」なんて言っちゃう光一先輩。すかさず「どんだけ定食に引っ張られてんすか。今カキ氷ですから」と超マジレス突っ込み入れる裕翔くん。イイよイイよー間合いも最高。関西人だからと一括りにしてはいけないかもしれませんが、光一くんもなかなかのボケたがりというか、突っ込みを喜ぶタイプだと思うんですよ。

「ブンブブーン」、いつも見ている訳ではないのですが、去年、生田斗真くんがWESTの神山くんを連れて番宣にやって来た時のことは忘れられません。相方の剛くんはいるし、突っ込まれても突っ込みにまわってもOKなオールラウンダーな斗真くんときて、光一くんののびのび自由に振舞うこと、半端なし。後輩たちの言うことなんて全然聞かないし、斗真くんに「Kinkiってこういう先輩だから笑」と言われる神山くんよ。話が自由奔放過ぎてピー音では間に合わず、丸々音楽かぶせて話しを全部消すこと2回。スタッフさんたちも面白がってたんだろうなぁ。とにかく、斗真くんに突っ込まれるほど、イキイキとする光一くんだったんですよ。ご覧になった方は思い出して下さい 笑。まあヒドかった 笑。そして最高に面白かった。

という訳で、今回もいのゆとに突っ込まれるほど光一くんイキイキするから、いいぞいいぞと見守っていました。

さあ2軒目。ドルチェ氷のお店では、作る工程がかなり斬新。ホールケーキのように固めた氷の上に、クリームを渦巻きのように載せていく様子を見て「緑色だったら蚊取り線香だな」という光一くんに「発想が小学生ですね 笑」とすかさず言う伊野尾さん。イイね!出来上がったドルチェ氷を食べて、「ファ」とテロップに出ましたが「オウフッ」みたいな声が出たいのちゃんにすかさず、光「馬場さんいたよ 笑」。そして自分が食べる際も、かなり寄せた「オウフッ」を出しますが、いのちゃん素晴らしい、ちゃんと「馬場さんいるじゃないですか」と間を外さず球を打ち返しました。光一先輩がさあここだよ、と後輩に突っ込ませた瞬間です。それにさらりと応えたいのちゃん。褒め過ぎかな?

さて、いのゆとが見せた良さは、突っ込みだけじゃありません。食リポがカンペを使ってスタッフさんに褒められています。もちろん、二人を上げて光一くんを落とす、つまり、スタッフさんが光一くんをイジリに来ているんでしょう。でも、それにしても裕翔くん上手でした。毎週、「いのお飯」と「メレンゲ」で鍛えているいのちゃんは流石だし、長瀞の経験もバッチリ活かされていましたが、裕翔くんて「いたジャン」やドラマや映画の食事シーンはともかく、食リポなんてそうしょっちゅうしていないはず。なのにその上、きちんとした食リポのついでに、ちょいちょい「可愛い」を挟み込んでます。口に入れた後の笑顔が可愛い。2軒目でクレームブリュレ風カキ氷をすくって「カキ氷じゃないよ!…でも氷いるよ」って言って、光一くんに「そりゃいるだろ」って言われている会話の可愛さよ。この後、口に入れると多分この日最高の可愛い顔、幸せそうな笑顔になります。今のいのゆと二人でいるとそう年の差を感じないのですが、この時ばかりは、裕翔くんをニコニコ見ているいのちゃんが「おにいちゃん」に見えました。

もちろん、いのちゃんが氷をパクっと口に入れる様子は、最高に可愛かったですよ。このブリュレ氷食べた時も伊野尾さん可愛かった。続いて食べた光一くんは男らしくかっこよかった。氷食べる仕草一つでも印象が随分違うものです。

3軒目は天然氷のお店。そのまま食べたい光一くんのリクエストに応えて、何のシロップもかけないカキ氷が供されます(この時、裕翔くんが上手く光一くんに振っているんですね)。これを食べた時の伊野尾さんの「雪食ってるみてぇ。」の一言が、ワタクシ今回のぐっときたポイントでした。伊野尾さんが、たまに、べらんめえ口調出すの好きなんですよ。いつでもではなく、たまにふと、というのが、ドキリとさせられるんでしょうなぁ。さらに、何となく伝わるような気もします。天然氷だから、冷凍庫で凍らせた氷より、雪に近いのかもしれない、本当に。

このお店では、光一くんがメニューの字を読み間違えました。曰く「生ぬるん…生ぬるん?!」伊「笑 めろんです」裕「め、だけじゃなかったし、今、ろも怪しかったです!笑」おお、ここでもテンポがいい。裕翔くんのマジレスが冴え渡って、これJUMP担だからマジレスとか言いますけど、テキパキとした突っ込みです。これ、コンビネーションもいいですよね。間を置かずシンプルに突っ込んだいのちゃん。そこに少しだけひねったコメント入れる裕翔くん。テンポもいい。伊野尾さんが「確かに見えますもんね」と場を和らげ、お店の方も「ぬるんをそのまま食べているような」と入って来て、光「合わせてくるから!」と締まる。まとまっていて見ていて楽しいし、お店の人も会話に参加したくなるような雰囲気なんですね。

光一くんからコンサートのバックについた時にお年玉を貰った話。多分、デビュー間もないころに「堂本兄弟」でもしていたのでは、と思いますし、「メレンゲ」でも話された気がしますが、今回のいのちゃんは札束を持って「はい、はい」と一枚ずつ渡す当時の光一くんを薄っすらモノマネ込みで本人目の前にして話すのが、似てなくもなくて笑います。こんなことしたらだいたい先輩から「バカにしてんだろ笑」というイジリがスタートしがちなところ、そこはサラリと流し、視聴者を笑わせておいて「そういうとこ剛くんはちゃんと袋に入れるんだよ」って聞いていて円みを感じる話の持って行き方。なるほど大人だなぁ。

そして使わないで取っておいてある、というお年玉、本当に額入れてある写真が画面に映されますが、それぞれの一万円札に「光一くん」「剛くん」と丁寧な手書きの吹き出しが。つまり、一緒くたに持って帰らないで、こっちが光一くんにもらった一万円札、こっちが剛くんにもらった一万円札ってちゃんと分けて持って帰ってきたんでしょう。東京ドームから、埼玉のお家まで。想像すると、嬉しかったんだねぇって頭を撫でて抱き締めたくなるようです。


全体を通していのゆと二人とも、コメントはだいたい的確なことを良い間で言っていました。可愛く食べるのも同じ。違いとしては、手をたたいたりしてリアクション大きく笑って盛り上げるのは裕翔くんの役割、伊野尾さんは雰囲気柔らかくしたり、ざっくばらんにいったり、場に応じてバランサーの役割。そして、賢く可愛い後輩たちを上手くリードして、良さを引き出してくれたのは光一先輩。ありがとうございました。

最後に「今度全員で来てよ」と言ってくれた光一くんですが、何故かカメラの右上あたりを見て言っています。もしや、スタッフさんからのカンペ?だとすれば、「全員で」もあながち夢ではない?企画として進行しているのかもしれない、とこれはまあついつい考えてしまいました。今度は剛くんも一緒でね。


本当にいい組み合わせで、何度も見返したくなる楽しい回でした。  


(Kinki Kidsのブンブブーン 2017.8.6)


どうでもよい追記。

オタクとしては、伊野尾さんの首の掻き傷にも、生身の人間を感じてドキリとしました。何か痒かったのかな…。