楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

役者の才能。

いやはや、また伊野尾担的に美味しい土曜日でしたね。イノ調なかったことを一気に挽回する週末。「メレンゲ」→「志村どうぶつ園」→「らじらー」。いや、今週に限ったことではないんですけど。あと、あまりに素晴らしさが臨界点を超えたりすると、こうやってブログに書けないこともあります。直近の例をあげると、メレンゲの真剣佑くん回、その翌週の菊池桃子さん・山本美月ちゃん、永野芽郁ちゃん回、らじらーの美月ちゃん回、雑誌だと「anan」「SODA」について書けていないです。何というか、有り余るものがあって無理やり言語化しようとすると、ポエムになりそうなんですよ。なりそうというか、ちょっと書いてみたら真剣(マジ)ポエム過ぎて、あ、これはナイってなりました 笑。

ところで、今週末の「志村どうぶつ園」は平野美宇ちゃんが共演するということで、ネットの一部でざわついてましたね。「伊野尾 平野」って文字列見たら、平野紫耀くんいのちゃんと共演するの、うそ?って勘違いする程度には少クラ脳なこのオタクですが、まあざわつく気持ちは分かる気がしました。一回二回ちょっと共演するだけの平野美宇ちゃんにざわついて、がっつり共演してキスシーンがあり「美月ちゃんは天使、可愛い、大好き」とまで伊野尾さんが言っている美月ちゃんには、むしろらじらー口説きで圧倒的な票が入る、この違いって何だろう、と考えましたよ。一つには、美月ちゃんは、見た目中身ともに女子に好感を持たれやすいし、若い女の子の憧れの存在でもある。もう一つは、非常にジャニオタの気持ちを汲み取った言動をしてくれる(ピーチガール宣伝では、何度も「私を自分に置き換えてキュンキュンして下さい」というようなことを言っている。伊野尾さんの印象を聞かれて、「女友達」と即答するなど)さらに、上記のような印象を与えることが出来る程度に露出があり、事前に美月ちゃんのことが分かっているので、オタクとしては「美月ちゃんなら」的な安心感で共演を楽しむことが出来る。そのあたりでしょうか。(美月ちゃんは、そもそもジャニーズ共演多いですよね。らじらーでJUMP率多いと言ってましたが、知念くん共演ということは松岡くんの仕事人や丸山くんのぬーべーだったりすること、藤ヶ谷くんの単発ドラマも、と考えるとジャニーズ共演率なかなかの高さ。これは、業界的にも山本美月ならジャニーズ共演も安心だ、みたいな共通認識があるのでは。)

じゃあ、平野美宇ちゃんはというと、正直うっすらとしか知らないんです。卓球で歴史的な快挙を成し遂げた女の子なんだよね、くらい。スポーツでかなりの精進をしている女子でないと、世界的な卓球の選手といってもなかなか憧れの存在とまではいかないかもしれません。そして、このネット時代、マイナス情報だけ先に広まってしまいました。曰く、JUMPの綴りを間違えたり昨秋色々あった際には担降りとも思えることをツイートしているのに、伊野尾さんに会いたい? 多分、ファンです、応援しています、くらいなら、オタクたちの神経を逆撫でしなかったのに、そんな軽いファンなのに会いたいだと?となった気持ちは分かります。これが、担降りを考えるに至った経緯が何日にも渡って綴られていたりしたら違ったかもね。あの色々あった時(2回も来たからね…)、伊野尾担も色々考えたと思うんですよ。楽しいはずのオタ活が苦しいな?でも、応援したくて仕方ないし、伊野尾さんみたいな人は伊野尾さんしかいない、やっぱりファンは辞められないなとなったもの同志の共感てある訳で。だかしかし、落ち着いて考えると、世界を相手に戦う選手が、そんなことジックリ考えてSNSに書き込んでいる場合じゃありません 笑。そんな訳で、マイナス情報だけ先行してしまった結果、軽々しく共演しないで、みたいな気持ちになるのは伊野尾担として、大変分かります。こんないいオトナでも 笑。それを踏まえて視聴した「志村どうぶつ園」。ワタシは、仔猫の柔らかい肉球を「卓球のラバーより柔らかい」、伊野尾さんの「このラバー(肉球のこと 笑)だったらどんな球が打てるか」というかなりワケの分からない質問にも、真面目に「カーブかかるというよりは真っ直ぐ速い球ですかね。」みたいなことを答える美宇ちゃんに好印象でした。伊野尾さんのこういうワケの分からないところを愛するオタクとしては、それを真面目に返す人には「君もワケ分からんわ 笑」って好ましく思う訳です。やっぱり、よく知らないのに、文字情報だけで人となりを判断しちゃあかんなとなりましたし、これから伊野尾さんが誰と共演しようとも、共演しているところを見て、話はそれからだ、ともなりました。というか、平野美宇ちゃんのこの数秒のコメントでこんなに印象が変わる訳です。人の気持ちのたやすく動くことよ。かの「BRUTUS」で、伊野尾さんが「人の気持ちって流動的」「不確かな"好き"」と、ライターさんのフィルター越しとは言え発言しているのが、いつまでも忘れられないオタとしては、伊野尾さんの言う通りだよなぁ、としみじみするしかありません。しかも、ですよ。伊野尾さんの言葉はこう続きます。


「もどかしい気持ちですが、その"好き"でいてくれる気持ちを大事にします。」


どうでしょうか。自慢の自担じゃない? そんなこと言うなら、もっと強く繋ぎ止めておいてくれよ!と思ったりもしますが(伊野尾さんて、去る者追わず感ありませんかね)、ピーチガール宣伝で全国回った後の伊野尾さんには、ファンを掴んで離さない気概のようなものを感じて正直嬉しいです。

さて、いいオトナがクドクドしくファン心理について語った次の話題は、これです。


伊野尾慧って、なかなかの役者じゃない?


ハイハイ、また分かり切ったことを言い出しましたよ。知ってた、知ってた。でも、言いたいから言わせて。

<ケース1>

らじらー100回記念回の口説きは、初回に登場したカメの亀治郎くん再登場です。「可愛いなぁ♡」と優しい声で言う光くんと対象的に、「亀、気持ち悪いんだけど」と散々な伊野尾さん。おいおい、そんなこと言っちゃダメだよ、お兄さん。世の中のお母さんたちだって、どんなに苦手であろうと「だ、ダンゴムシさん可愛いね、そっとしておこうね」などと言って暮らしているんだ、(トカゲ食べられる)君なら頑張れる(?)。さて、亀治郎くんに散々な対応だった伊野尾さん。口説きが始まった途端に、亀治郎くんに切々と訴えかけ始めます。「逃げ出したいんだって? 逃げて…逃げて…、俺と一緒にどこかに行こう。」…切ない!ワタシが亀なら、すぐ駆け落ちします! え、ちょっと待って。1秒前まで気持ち悪がってませんでした?こんなにスッと気持ち切り替えて入り込めるの? 役者って怖いね?


<ケース2>

メレンゲ阿佐ヶ谷姉妹のお二人が来て、お二人の妄想劇場に協力する伊野尾さん。姉(役)の江里子さんの「社員旅行中のお局と新入社員」が秀逸で、いいオトナにどんぴしゃりなネタだったのですが、シチュエーションを聞いて役割を理解し、すっとその役をやり切る様子があまりに素晴らしかったので、またもスクショ撮ってしまいましたよ。久本さんにも「良かったよ」と誉められていましたが、自然にキュンとさせられるし、妄想がちなオタクとしてはちゃんと、伊東ホテル聚楽あたりのお土産物コーナーが見えてましたから。さあ、やりましょう、となって、スッとこんなに自然に出来る力量よ。メレンゲでも、ゲストと「カッコいい対決」みたいな感じになるとどうしてもゲストをたてるので、伊野尾さんはちょっとふざけたり笑ったりするんですよ。今回は、趣旨が違うのでがっちりやり切って本当に自然で、「役者 伊野尾慧」を見た思いでした。監督さんやディレクターの方に、こんな風にやって、と言われたら、今や何でもないことのようにスッと演技に入れるのだろうなと。もちろん、役者さんなら当たり前のことなんでしょう。でも、伊野尾さんは本人が言うようにやっと演技のお仕事が来るようになってまだ経験としてはそれ程積んでいる訳ではないんです。でも、もう即戦力ですよね。求められたものを求められた形ですぐ提供出来る力がある、この人には役者の才能がある、と、たまたま土曜日の「メレンゲ」と「らじらー」で一瞬でさり気なく自然に役に入り込むことが出来る姿を見て、強く思いました。オタクの欲目? そうかな? キラリと光る役者魂を見た気がしたんですけど。


(追記)

この前、シングルを予約したと思ったら、もうアルバムを予約する世界で幸せです。「MEN'S NON-NO」も手に取られましたか?ファッション誌の中の伊野尾さんをコレクションする愉しみに耽溺出来る幸せが味わえます。もしかして、これも「モデルを演じている」伊野尾さんなのかもしれません。



f:id:ingIgni:20170612191636j:plainf:id:ingIgni:20170612191139j:plain

f:id:ingIgni:20170612191706j:plain

f:id:ingIgni:20170612191732j:plain