楽しけり

新規が伊野尾沼で右往左往しています

「そし誰」ビジネス的に考える。

相変わらず、平日になっても「そし誰」のことを考えて暮らしています。そんなにハマっているというのに、5話の視聴率も今ひとつ振るいませんでした。やはり、オリンピックは強敵です。そして恐らくコアなファンはついたものの、広く視聴者を惹きつけるには至っていないのでしょう。録画して楽しんでいる層、視聴率調査世帯以外もくまなくカウントしたら、結構な人数が楽しんでいるんじゃないかと思いますけどね。こんなにハマっているドラマを失敗と言われたくないので、つらつらと考えました。


2010年の秋クールにTBS系列で放送された「SPEC」というドラマをご存知でしょうか。戸田恵梨香加瀬亮主演で、ミステリーと言って良いか超能力ものと言って良いかなかなか癖のあるドラマです。今年、我が家にTVが来て大画面で色々見ようと思った時に、このシリーズにハマってました。悪ノリに近いお遊びが沢山入っていて面白いし、どーなるのこれ?と先が気になるドラマなんです。これが、ドラマ放送時はそれ程視聴率振るわず、プロデューサーがTwitterで関係者にお詫びして話題になったそうです。それにも関わらずその後、色々な賞を獲るは、DVDや有料配信は好調な売れ行き、映画化されればヒット、となかなかのドル箱に大変身したんですよ。視聴率イマイチなのに、結果的には大成功を収めた作品。「そし誰」も、ここまでとは言わずとも追随出来ないだろうか。


「SPEC」の成功理由として、一つにはTwitterでの情報提供に力を入れていたことがあるそうです。Twitterで作品の解説をしたり、制作側の生の声を伝えたり。更には、放送が終了しても、DVD化の情報、映画制作の様子などTwitterで引き続き発信。当時のフォロー数は約4万7千程とあります。

おや。ここまでは「そし誰」もかなり力を入れていますよね。演出の東弥さんはちょいちょいネタバレしようとして、公式に止められていますし、制作裏話も公開され、伊野尾さんが現場の冷蔵庫を良く覗いているという可愛いエピソードまで知ることが出来ます。ちなみに、Twitterのフォロー数は6万超えているそうで、なかなかのものです。ここは、好条件ですね。

さて、「SPEC」になくて「そし誰」にある好条件が一つあります。ジャニオタの存在です。ただ、伊野尾さんが持っている集客力→伊野尾担たちは、コアであればあるほど、3話(7/31)、5話(8/14)なんて自宅でテレビなんて見ている訳ないんですよね。リアタイしてたとしても、遠征先のホテルかも。それでは、視聴率には反映しないのです、残念ながら。視聴率を上げようとしたら、調査世帯の人が自宅でリアタイしないといけない。ここを頑張るのってなかなか、難しいですね。だったら、DVDの売れ行きに期待したい。

そんなことを言っている自分自身、DVDが出たら購入するだろうか? はっきり言って、内容と値段によります。特典映像が(伊野尾さん的に)どの位盛れているか。ここです、ここ。多分、今回の出演者のファンで一番お金出してDVD買う層はどこか。どう考えてもジャニオタ(伊野尾担)でしょう。制作サイドには、ここを強く意識して頂きたい。皆さんは、どんな特典映像が付いていたら、DVD買っちゃいますか?私はやっぱり、新一と瑛治のほっこりストーリーですね。本編では、雨の日に新一さんを拾ってきて、いきなり3日目になってしまっているので、それまでの話があるでしょう。もちろん、それ以外でもOKです。あの、藤堂さんの新しい名前を考えるシーン、笑えませんでしたか?「(じゃあ)山田太郎!」「……」(ワォーン)←外から犬の遠吠え。瑛治くんのスベった瞬間!二人のかみ合ったりかみ合わなかったりする会話をもっと聞きたいですよ。とにかく特典映像は盛り盛りでお願いしたいです。よろしくお願いします(再度汐留方向に向かって)


ところで、日下瑛治って自分で考えた名前だったんですね。

【日】の【下】にて、【King】(王を英語で)が【治】める。

みたいに読めて、とっても「新世界の王」みが強くて震えてます  泣。